有色透明日記

ご飯をよく食べます

寂しいね

今日はお世話になった先輩が定年で引退した。その人にはかなりお世話になっていて感謝しかないんだけどエピソードを1つ語りたいと思う。

 

当時の俺は離婚やら前の職場でなにやら色々あって傷ついたり色々あってすっごくざっくり言うと「金なんかあんまりいらねぇ人のために働いて自分を自分で褒められるようになりてぇ」なんて感じで老人ホームに入社した。老人ホームは大体の人がそこを終の住処として…と言うとわかりにくいか。そこに入った人は大体そこで死ぬ。人生の終わりを迎える。他人の最後に自分が関われる良い仕事だと俺は思ってた。お金はあんまり貰えないけど良い仕事につけたと思ってた。

現実は苦しんだわけだが。

何に苦しんだかと言うと今書いたばっかりの事を見るとなんかそこで働いてる人達を素晴らしい人と思うかもしれないけど仕事はかなり辛い。何って精神的にかなりくる。

認知症の人達に囲まれ文字通り言ってもわからない人達の介護。ストレスが溜まる。本当にストレスが溜まるんだとおもう。しかも対応が悪ければ虐待と言われる。世間に追い詰められる。辛いと思う。

この辺はコンプラコンプラで言えない事もあるんだけど人の為に働きたいと思っていた俺としては利用者さんを言い聞かせる為に大声(コンプラ)を出したり誘導する事(コンプラ)がすごく耐えられなかった。

 

大声とかが許せなくなった頃に寝れなくなった。あっ、これはもう働けない。そう思った時に会社の会議で大爆発をした。

これも言えない事が多いけど「誰も可笑しいって声をあげもしないみて見ぬふりして平気な顔しておかしい。自分の常識がおかしいんじゃないかって俺1人では抱えきれないくらい許せない事が会社でおこってる」とかここで書くにはオブラートに包んでるけどそんな事を言った様な気がする。

 

で、その会議って立場ある人しか出れないんだけどその会議では前向きに捉えようと言ってくれた。でも実際にそんな簡単に変わるとは思えなかった。

 

電車がつく。また気が向いたら書くかね。